すぐわかる!すぐできる! 糖尿病の食事療法 カロリーつき カーボカウントナビ
- 作者:佐野喜子
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
カーボカウントをする上で色々な資料を参考にさせていただきました。
実際に計算してみると自分なりの計算方法が出来てきたり、
GI値によってインスリンの必要量にも差が出ることが分かりました。
GI値とは糖質の吸収の度合いを表す値で血糖値を上げやすい物ほどGI値は高くなります。
難しい話しのように感じますが、
白米より玄米の方が血糖値が上がりにくいと言われているのは、玄米の方がGI値が低いからで
一般的に白いものより茶色いものの方がGI値は低いと言われています
白米よりも玄米や雑穀米、
食パンよりも全粒粉パンの方が血糖値は上がりにくいです。
これは食物繊維が関係してくるのですが、
どちらも同じカーボ(炭水化物)なのに同じ量のインスリンを入れると
GI値が低い玄米や全粒粉パンの方は食後に低血糖を起こすことがあります。
小さいお子さんの場合は特に気をつけないと
全体的な食事の量が少ないのでGI値の影響は顕著に出てきます。
インスリンの種類もありますが
一型糖尿病の方は食前に超速効型を使っていると思います。
インスリンは注入後15分から20分で効き始めるのですが、GI値の低い食品を食べるとゆっくり血糖値が上がっていくので、インスリンの効果の方が先に来てしまい食事中や食後すぐに低血糖を起こしてしまうのです。
時々怖い思いをしてしまうことになります。
#一型糖尿病