IDDM1型糖尿病の娘

一歳6ヶ月で一型糖尿病を発症した娘の記録

1型糖尿病とつきあっていく 入園

娘が発症して

はじめに困ったことは幼稚園でした。


子供が産まれたら保育園か幼稚園に入園してその後は共働きしようと思っていたのですが

とても誰かに預けて仕事に行く余裕などありませんでした。

中には仕事をしながら保育園に預けている方もいたのですが、

かなり大変だというお話も聞きました。


娘が3歳になるとき

歩いていけるところに保育園が一つと幼稚園が一つ

少し離れたところなら

いくつか幼稚園がありました。


保育園に見学に行った時は、持病があるから預からないと言うことはありません。

と言われましたが、結局看護師さんが常にいるわけではないので

ボーラスもできなければ、低血糖の時に血糖値を測ることも出来ないので

仕事をしながらというのは無理だと分かり

諦めました。


一番近い幼稚園は

園長先生が以前1型糖尿病の子供を預かったことがあるので、2年保育なら預かりますと言ってくださり

それなら2年保育で入れてもらおうと決めて一年待つことにしました。


入れてもらえる幼稚園が見つかったので、他の幼稚園には行くこともなく特に不安もなかったのですが、

いざ2年保育の面接の時、先生方も不安だったと思いますが

ほかの方法を考えるようにうながされました。

この一年、ここに入れると思って方法なんて考えていなかったのに、なんで??と思い


園長先生が入れてくれるって言ってたんですけど、

先生が不安なら毎日私が付き添いますし、

それでなくてもすぐに駆けつけられるように絶対にそばにいますから!


と必死で訴えました。


すると、面接の先生ではなく園長先生がきて

私が許可します!お母さんも協力してくれるとおっしゃっていますし、

お子さんも賢そうなお顔してますから

大丈夫でしょう!

その一言で入園が決まりました。


そこから2ヶ月間は幼稚園での付き添いをして

その後は連絡が来たらすぐに駆けつけられるよう家で待機していました。

お昼ご飯の時間には毎日私がボーラスをする為に幼稚園に通っていたので

一日に家と幼稚園を3往復する生活を2年間続けて

他の園児ともかなり仲良くなる事が出来ました!!




園長先生には本当に感謝しています。

娘にふつうの生活を経験させてあげられる事は娘にとっても私にとっても自信になりましたし、心配はありましたが何より娘が毎日楽しそうで、本当に良かったと思いました。


中にはいくつも幼稚園に断られてる方もいて、車で30分も離れた幼稚園に通う方もいらっしゃいましたし、受け入れてもらえた事は本当に運が良かったと思います。


入園後のトラブルや失敗は

またお話しします