IDDM1型糖尿病の娘

一歳6ヶ月で一型糖尿病を発症した娘の記録

発症時の話 入院の続き

朝7時、朝食の時間になり看護師さんが来てくれましたがまだ寝ている娘、


時間が決まっているのでかわいそうだと思いながらも起こしてみると意外とスッキリ目覚めていました。


血糖測定をしてもらい

とりあえず二日間は点滴をしているので普通に時間になったら食事をしてくださいと言われました


朝食は一歳用の食事メニューで

おかゆと柔らかく煮た野菜とお味噌汁を用意してくれていたのですが

ドロドロしたものが苦手な娘には食べられそうもないなと思っていたら

案の定、プイッと顔を背けて食べてくれない


しかも朝はいつもパンを食べていて

わがままかもしれないけれど、食べられるものを食べさせてあげたいと看護師さんに相談しました。


看護師さんも本当に親身になってくださって感謝しています。

きっと食中毒や感染症などの決まりが沢山ある中、先生と相談をして食堂で売っているパンを食べても良いと許可してくださいました。

急いでパンを買いに行き

無事に朝食(ロールパン一個)を食べることができました。

この時のお食事担当の方、せっかく用意してくださった朝ごはんを無駄にしてしまって申し訳ありませんでした。


そして、

次からオーダーを小児用にしておきます!と言われ

お昼ご飯は大人と同じメニューの量が少な目の食事に替えてもらうことができました。


一歳6ヶ月という年齢は

意思の疎通が難しく、大人のルールを理解する事も出来ないですし、理解させるのもおかしいような気がしていました。


それでも、出された食事を食べなさい!

食べたくないなら食べなくていい!と言う方もいると思いますが、


病気が発覚したばかりのこの時は

痩せてあばらが見えていたり、首や二の腕も細く

最近は水ばかり欲しがっていたのに、食べたいと思う意思があるのなら

好きなものを食べさせてあげたいという気持ちになるのは

母親としては当然ではないのかと

少しわがままを言いすぎたかもしれません。


実はこの何日か後にも食事の事で新人の看護師さんと揉めてしまい、

モンスターペアレントかと反省する事件も出てきます。



続く