IDDM1型糖尿病の娘

一歳6ヶ月で一型糖尿病を発症した娘の記録

ベースとボーラス

インスリンポンプが新しくなってから血糖値の上がり下がりが目で見ることが出来るようになりました。

モニターで見えると急降下や急上昇に対応できたり

寝ている間の心配も少し軽減され

私のストレスも減っていったと思います。



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特に

GI値の低いものは血糖値の上がり方が緩やかで、ジュースや飴などは急激に上昇しその後すぐに下がるなど、体に吸収される時間の違いがはっきりわかるようになりました。


超速効型のインスリンを食直前にボーラスして食事をすると食事の内容によってうまく上昇を抑えることが出来るときと、全く追いつかずグンと上がってしまう時があります。

高血糖をなるべく抑えたいというところから


いくつか実践している事があるので紹介したいのですが、あくまで私のやり方ですので皆さんはお医者様に相談してください。


・血糖値を計るのは出来るだけ食事の30分くらい前にする

高い時は適正な数値に下げるのに必要なインスリンと食事に必要なインスリンを一緒にボーラスしてしまいます。

これで血糖値が高いまま食事をする事を防ぎます。

上がるのはすぐですが、下げるのは時間がかりますよね


低血糖の時以外は野菜や食物繊維の多いものから食べる (GI値の低いもの)

アボカドはオススメです。

油分の多いものはカロリーは高いですがこちらもゆっくり上がります。揚げ物料理やお肉やチーズなどの乳製品

おやつでもカカオ多めのチョコレートやナッツは割と穏やかです


ご飯は卵かけご飯にすると白米よりゆっくり上がります!



・通常のボーラス注入ではインスリンの効き方に山があり

ピークがずれると高血糖になり失敗するのでベースで補う


ベースは1時間に設定した量がゆっくり注入されるので食事中のベースを少し多く設定すると

ボーラスの量が足りなくても山が穏やかになる

ような気がします。

スクエアとかデュアルとかボーラスの方法は他にもあるのですが、学校で給食の前に毎回ボーラスの仕方を変えられないので

このようになりました。


夜はパスタ、ラーメン、生クリーム、チョコレートは食べない!

A1cを下げたいときは寝ている時間をしっかり管理するのが1番楽だと思うので、後から上がってくる食べ物は夜食べないという決まりがあります。


たまに食べてもいいよ!という時があるのですが、そんな日は夜中に何度も起きてボーラスを入れて夜中の高血糖を回避しなければなりませんので寝不足覚悟です。


他にも皮のあつい餃子や

油たっぷりの焼肉、コシの強い冷麺や蕎麦

とにかく消化の遅い食べ物は

後から上がるので夜食べるのは注意が必要です。


低血糖の時以外ジュース、飴、ゼリー、ラムネ、グミなどの砂糖以外固形物がないような食べ物は単独で食べない


糖質が多いのでボーラスしないで食べるわけにはいかないのに

急に上がって後から下がるのであまりたくさんインスリンを入れられない食べ物です。

うちでは低血糖の時以外食べる事も少ないのですが、もし食べるなら食事の後か食べる15分前にボーラスしてクッキーやビスケットと一緒に食べるのがおススメです。


書き出してみると

とりわけ変わった事もしていないので、期待はずれだったら申し訳ありません。


次回は、幼児のコントロールをする時の裏技を紹介したいと思います。


#インスリンポンプ

#血糖値

#コントロール