発病した時は
いつか血糖値をうまくコントロールできて落ち着く日が来ると思っていました。
もしかしたら、自分の体なら
食事、運動、気温の変化などによって
うまくインスリンを調節することができるかもしれないのですが、
子供はどんどん成長し
成長して行く過程で環境も変わっていく
毎朝同じメニューの食事をとって
同じ時間に学校に行っても
お昼の血糖値はバラバラですし、
給食のメニューは毎日違います。
給食もご飯の量は毎回キッチンスケールで計って食べていますが
それでもおかずによってものすごい高血糖だったり危なく低血糖になりそうな状態で帰宅する時もあります。
こんなに気をつけているのになぜ毎朝同じ食事にしたり、ご飯の量を計ったりするのが
無意味のように感じるのですが
やはり、変化を把握しやすいという事が言えます。
急激な血糖値の変化は身体に何か起きてる事を表すサインですし
子供がまだ自覚していなくても
実は風邪をひいていたとか、熱が出る前だったとか、お腹の調子が悪いとか
先日休日だったので外食をしていつも通り糖質を計算してインスリンを入れたのですが、食後1時間で低血糖アラームがなりました。
計算を間違えたかなと思い
ジュースを飲ませますがなかなか上がらないので、ベースの設定やポンプの不良を疑ってみるものの特に問題は無さそう
本人も普段と変わらず元気でしたので
とりあえず帰宅し、しばらく様子を見ていました。
すると、翌日から酷い下痢を起こし低血糖を頻発!
消化出来ないと言うことは、糖質を吸収出来ないという事なので
食べてもボーラスがいらないくらい本当に吸収出来ていませんでした。
液体はゆっくり飲めばなんとか少しは吸収出来たので
酷い低血糖にならずに済みましたが、
昨日の事はこれの前触れだったのか〜〜と思いました。
ウイルス性の腸炎だったので
整腸剤を飲むしかなかったのですが
4日ほど下痢が続き、体重は減り
食べる量は同じなのにインスリンは半分でも多すぎるくらいというのが1週間続きました。その後さらに1週間かけていつも通りに戻りましたが、戻って行くまでの微妙な変化や
お腹の中で起きている事が数字で見えるのは
この病気ならでは?!
良いような悪いような、心配な事は多いですが学ぶ事も多く
本当に日々学習させてもらってます。
発症から9年経っても落ち着いて過ごせるのは長くて1ヶ月程度、何かしらのトラブルが現れて高グルコースアラートを聞かない月はありません。
#血糖コントロール
#高グルコース