IDDM1型糖尿病の娘

一歳6ヶ月で一型糖尿病を発症した娘の記録

1型糖尿病と幼稚園生活

幼稚園での生活は想像以上というか、

当たり前ですが子供達の動きは激しく、ぶつかる乗っかる引っ張ると

一人っ子でおっとりしている娘にはかなりの環境の変化でした。


ポンプはスパイベルトに入れて腰に固定していたのですが、体がぶつかったら痛いだろうと思い先生に注意して見てもらうようにお願いしていました。

ポンプを見ると

なにそれ?ゲーム?と聞いてくる子もいましたが


大事なものだから触ってはいけないという事を先生が伝えると、

子供達もそうなんだ!大事なものなんだ!とすんなり受け入れてくれました。


素直で純粋な子供達は娘を特別扱いする事もなく、難しいことは分からないながらも自然に受け入れてくれて本当に嬉しかったです。

幼稚園生活でアラートが鳴り呼び出しの電話がきたのは数回、ちょっと危険な低血糖が一回ありましたがすぐに駆けつけて大事には至らずに済みました。


ただ、低血糖を避けるためにお昼前の血糖はいつも200から300

小児の低血糖にはリスクが多いこと、自分で管理できない事を考えて主治医にも厳しくしなくて良いといわれていました。

そのかわり、家にいる時間や寝ている間はなるべく下げられるように

とても神経を使っていました。


この頃のA1cは8.2%から8.6%くらいでした


インスリンがまだ残っているお子さんは6%代の方もいましたが、娘の場合は発症後すぐにCペプチド0.01以下になってしまったので

コントロールが難しくポンプトラブルとの戦いも多かったです。




次は小学校生活についてお話しします。

過保護すぎるところもありますが、何かあってからでは遅いので

その時できる事は全てやる!というのが私のやり方です。