娘が小学校に入った頃、
学校で生活をするにあたって気をつけてほしい事や病気の症状などを
同じクラスの子供達にお話ししたことがあります。
幼稚園では懇親会などで親御さんに話していましたが、
直接子供達に話すのは初めてでしたので、養護教員と相談して写真や絵を見せて大まかに説明する事にしました。
一年生にも分かるように
先生が工夫してくださり、15分程度説明をし最後に何か質問はありませんか？と聞くと
子供達がいくつか質問をしてくれました。
「走り回ったりできないのですか？」
「治らないんですか？」
「死んじゃうの？」
「近くにいるとうつりますか？」
「どうして病気になったの？」
子供たちは分からない事を質問しただけなのに
聞いていて苦しくなりました。
あー娘はいつもこんな風な思いをして
その度に病気である事が嫌になるんだろうなぁ
大人なら空気を読んであえて言わない事も
子供は素直ですから、
病気について
同じ事を何度も聞かれたり
うつるの？なんて言われたら
大人でも傷つきます
物心つく前から病気の子は受け入れが早いから大丈夫だよ
なんて言われた事を思い出しました。
そんなことないと思います。
自分が他の子と違うことを知った時、
普通の事が普通じゃなかった事に気づいた時、
自分だけ辛い思いをしないといけない時
毎回傷ついて
毎回乗り越えてきた娘
乗り越えないという選択肢がない残酷さ
心が壊れないように
母はいつでも受け止められる大きな器でいたいと思います。
感情的になってしまって
長くなりそうなので
一旦おしまいにします。
256日前に書き始めて下書きに保存してあった文章ですが、
少しずつ公開していきたいと思います。
私自身がこれを公開する事で
強くなれる気がしたからという自己満足なブログでした。
