一般的なカーボカウントに使われる炭水化物(カーボ)の量ではなく
食材100gあたりどのくらいの糖質が含まれているかですが、
これは私が計算するときに使っている値なので実際の糖質とは違うかもしれないので参考までに、
白米36
パン 55
うどん、そうめん 28
そば 22
ラーメン、パスタ 28だけど22で計算する
ジュース 10
果物 10
(全て単位はg 、食べられる状態に炊いたり茹でたりしたものになります)
野菜は芋類、人参、かぼちゃ、コーンは糖質が多いのでたくさん食べるときは100gあたり10くらいで計算します。
細かくいうと味付けに使う調味料なども関係してきますがそこは無視しています。
更に付け加えると、ラーメン パスタの麺はGI値が低いものが多いので22で計算して大体6時間くらいかけて徐々に上昇していくので後から追加しないととんでもなく高血糖になります。
自分は糖質何gに対してインスリン1単位必要かを求めたものがインスリン比となり
これを食事の糖質の合計を出した後に計算していきます。
数学の得意な方はXを使って計算できますね!
例えば私が糖質18gに対してインスリン1単位が必要であれば、白米100g(糖質36g)を食べる時
18:1=36:X
X=2
でインスリンは2単位必要となります。
36÷18と同じ事です。
このインスリン比は人によって違うので
自分で探っていかなくてはいけません。
また、朝昼夜でもインスリン比は変わってきます。
インスリン比が朝は18、昼は26、夜は22だとしたら
毎食100gの白米を食べたとき必要なインスリンは
朝36÷18で2単位、昼36÷26で1.38単位、夜36÷22で1.63単位となります。
かなり細かくなりましたが、
主食の量は毎日それほど変わらないので慣れてきたら覚えてしまいます。
とは言っても、このインスリン比を決めるまでに
食前、食後2時間、食後4時間くらいの感覚で何度も血糖測定をして
食前と食後4時間の血糖値が同じになる値を探っていく作業はとても簡単ではありませんでした。
何も食べない状態で血糖値が上がりも下がりもしない状態に保つ事から始めないと
インスリン比も定まらないという事になります。
ペンタイプの方は基礎は一回打ちまたは二回打ちされて割と24時間一定だと思いますが、
ポンプタイプにすると
30分ごとに0.025単位で設定できるので
どんどん追求したくなってしまい
今では、いろんなパターンで細かく設定しています。
長くなってしまったので
娘が実際に設定している基礎インスリン量はまた次回おはなしします。